Oculus Riftの小ネタ色々

去年の夏にKickstarterで出資していたVRヘッドマウントディスプレイOculus Riftが先日届き、ここ最近はイタリアに行ったり中世に行ったり宇宙に行ったりとバーチャル旅行三昧です。没入感が凄い、というのは各所で言われている通りなので、ここでは他で書かれていない(主に所有者向けの)小ネタを書いておこうと思います。

入手

現在「Oculus Riftを日本でも発売」という記事がいくつかのニュースサイトで出ていますが、あれは別に公式の代理店というわけではなく、単なる輸入代行のようです。製造元のOculus VR社はOculus Riftを全世界に出荷できる体制を整えているので、日本の業者を通さなくとも、Oculus VR社に直接注文することでより安く入手が可能です。

Oculus Riftの接眼レンズは使用者の視力に応じて取り外し可能となっており、健常者及び遠視・軽度近視・強度近視用の3セットのレンズが付属してきます。取り外す際には埃の侵入を防ぐため開口部を下に向けるべきという指示がマニュアルにありますが、ぶっちゃけ下に向けても埃は入ります。レンズの拡大率が強烈なだけに埃は結構目立って困りますが、この場合、レンズを外した穴にエアダスターのノズルを差し込んで1,2吹きしてやると大抵埃が飛んで綺麗になります。

ACアダプタ

Oculus Rift Devkitに付属するACアダプタはDC5V、1500mA、センタープラス、プラグ外形5.5mm・内径2.1mmです。Riftの定格消費は1000mAのようですが、Hack a dayの記事曰く、実際の消費は600mA程度のようです(ただし明度・コントラストによって変動するかも)。純正アダプタを紛失した場合やスペアが必要な場合、これに当てはまるスペックのアダプタがあれば使えるはずです。秋葉原で買えるものとしては秋月電子の5V2Aアダプタ等でしょうか。勿論推奨はされていないので、何かする際は自己責任で。

追記するかも。

ニコニコ学会で発表してみた

2012年4月28日、幕張メッセで開催されたニコニコ超会議内でのイベント、ニコニコ学会において「腱鞘炎の効率厨がPC環境を改善するとこうなる」というタイトルで発表を行ってきました(第3セッション「研究してみたマッドネス メカの部」)。ああいった場での発表は久しぶりだったので至らない点もありましたが、あの場に関わることが出来て良かったと思ってます。本当に面白かった!

なお、ここで発表した操作環境ですが、ControllerMateドライバソフトウェアの設定やポップンコントローラのボタン配置など細かく説明しきれていない部分も沢山あるので、いずれ書きたいなと思っています。僕は医者ではありませんし、腱鞘炎や関節炎は人によってダメージを受ける部位が異なるのでこの環境が誰にでもベストと言うわけではありませんが、似たような環境を作りたいという方がもしいたら、Twitterの@needleやブログコメントで連絡を頂ければと思います。

発表時の資料

実演時間を確保する為にカットしたスライドを含むバージョンはこちら

発表の様子(ニコニコ生放送タイムシフト動画)

http://live.nicovideo.jp/watch/lv89954863#03:43:00

応募時の動画

また、応募とは直接関係ありませんが、Twitter上での操作環境関連のTweetをまとめたTogetterまとめもあります。

Arduinoが届いたよ

Arduino

しばらく前にSparkFunに頼んでたArduinoが届いた。ZigBeeシールドが出来て無線通信ができるようになったから買ってみたのだ。他にArduino BTってのもあるみたいだけど、そっちはまだ高いので今回は見送り。BluetoothのほうがPCと直接連携とかできて楽しそうだけどねー。

とりあえずこれからいじってみる。しかし、面積が比較的小さいのはいいんだけど、ZigBeeシールドが縦にデカいのがMorelに埋め込みたい自分としてはちょっと困る。

ここ数日。

金曜日は会社に行く前にWeb 2.0 Expoを見て来た。Tim O’ReillyとTwitter作者Evan Williamsの対談セッションで、O’Reillyが登場するなりいきなり「写真禁止ってあんまり2.0っぽくないよねぇ〜。じゃあ俺のセッションじゃあ撮って良いよ!許す!」とか言って笑った。でも他の人は全般にWeb2.0 2.0って意味考えずに言い過ぎだと思った。そりゃひろゆきも嫌いになる訳だよあんだけ連呼してたら。

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Zimbraの人が散々Ajax使ってオフィススイート作る事の難しさを語った後、やっとiPhoneで携帯でも似たような事が出来始めてきたとか言いつつ、「まあ多分日本の皆さんはこんなのとっくに出来るのでしょうけども…」とか知らないだけなのか皮肉なのかつかない事を言っていて悲しくなった。Javascript無いどころかCookieすら無いぜバーロー!それも技術的な理由じゃなくて政治的な理由でな!ファーック!

さておき。土曜はMorelを学校に取りに行ったら先生がいたので久々に話し込んだりしてた。その後持ち帰ったMorelを少しメンテナンス。自宅のVistaのPCで環境を整えるのにちょっと手間取ったけど、Morel自体はそのままあっさり動いて拍子抜け。

で、日曜は桜木町でやってたdorkbot tokyoに行って来た。Morel抱えて。電気/電子系で色々な事やってる人の集まりとは聞いていたものの、どんな雰囲気なのかサイト見ただけじゃまったく分からなかったので正直ビクビクしながらだった。(長らくMorel動かしてなかったってのもあるし)

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今回会場は桜木町駅のすぐ前で、元東横線桜木町駅だった場所を改装した空間。到着したのは開場10分後くらいだったが、すでに結構人が集まっていた。パッと見30人くらいかな?最終的には5-60人にはなってたと思う。

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進行形式は大学のレビュー科目のような、自分がやっている事を短時間でプレゼンしていく形式、ただし質疑応答はなし。内容は人によってバラバラで、同人ゲームを作ってるような人もいれば前衛電子音楽やってるグループもあり、はたまたPCを部品単位にバラして各部品に足付けて自律駆動させるやら、下北沢とムンバイの写真を合成してひとつにしてみるやらと、実に多種多様。実際、グループ数が多すぎたのと自分が事前に申し込んで行かなかったのとの関係で、Morelのプレゼンは出来ずじまいでしたwwwwwworz

…いや、まあ、主目的は果たせなかったわけなんだけど。ゲストとして来ていたMAKE Magazineの編集者の人とか、スイスの本家dorkbotの人とかと話し込んだりしてたので収穫皆無と言うわけでもなかったよ。どうやらMAKEの人(フィリップさん)は金曜日に六本木のORFにも来るらしいので、多分そこでまた遭遇すると思われ。